年末年始のFX為替相場はこう動く!? 過去5年分をデータ検証

ぷよすけさん
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激しい動きになりそうです。


年末年始の為替市場の値動きを、過去5年分の米ドル円と豪ドル円のデータについて検証してみましょう。

■2004年末~2005年始
米ドル円:20日~7日にかけて上下約3円以内の値幅。年始4日に1日で2円超動くなど急変も。
豪ドル円:20日~7日にかけて上下2円以内の平常通りの動き。

■2005年末~2006年始
米ドル円:20日~5日にかけて上下約2円の値幅ながら1日に1円ほど変動することもあり、ほぼ通常と変わらぬ動き。
豪ドル円:23日~5日にかけて2円50銭超上昇するも通常の変動の範囲内といえそう。

■2006年末~2007年始
米ドル円:25日~4日にかけて上下約1円の値幅でほとんど動かず。
豪ドル円:25日~3日にかけて2円超上昇し3日~5日に2円50銭下落する、いわゆる行って来いの動き。

■2007年末~2008年始
米ドル円:24日以降動かないと見せかけて、28日~4日にかけて6円も急落。
豪ドル円:28日~4日にかけて6円近く急落。

■2008年末~2009年始
米ドル円:23日以降ほとんど動かず。年明け2日~6日にかけて4円急騰。
豪ドル円:12月中旬以降ほとんど動かず。31日~6日にかけて6円超も急騰。

 結果をまとめますと、年末年始は確率が高いとまでは言えませんが、急激な変動が過去に何度も起きたことは事実です。しかも年末よりも年始に起きやすかったことがわかります。特に、私たち日本はお正月は休む習慣がありますが、海外は2日あたりから平常通りなので、急激な変化に対応が遅れないように注意が必要と思います。ただし今回は1月2日、3日が土日なので、2010年の正月3が日は日本の為替市場参加者もゆっくり休めそうです。(執筆者:為替王 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
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