寒波が酷いですね。最近は朝起きてみたら室温10度きっているとか。まぁウチの場合古い木造家屋なので断熱材とかの処置が無い上に多分隙間等が有るのでしょうが。
さて、今週読んでいた本は2冊です。
ダウ・ジョーンズに学ぶ 金融経済学
著者:工藤富夫
出版社:総合法令出版株式会社
2002年度出版
著者が働いているのがダウ・ジョーンズ・ニューズワイヤーズってだけで内容には特に関係ないですよね。ダウ・ジョーンズに関しては。
内容は2002年当時から見た今後の分析、金融商品の簡単な解説、ファンダメンタルズを活用する場合の各指標の見方などでしょうか。
個人的には、第二章のディーラーに学ぶ“勝つ極意”が一番読み応えが有ったでしょうか。他の事、例えばファンダメンタルズに関しては自分は株やっていて時たましかファンダメンタルズの方は確認してないので、そっちの解説の方は流し読みでした…。(苦笑)
後、本で紹介されている一部の手法は当時の相場の数字とかが入っているので応用するなら、そのままでは無く現状に合わせた使い方が必要かと思います。
ドル崩壊!
著者:三橋貴明
監修:渡邉哲也
出版:株式会社 彩図社
2008年度出版
この著者と監修者のコンビは経済関係の本を沢山出してますよね。手法はニュースソースを元に徹底的な現状分析をして、未来予測を付ける。まぁ当たり前と言えば当たり前の手法ですが、世の中には困った事にソースも無く一方的な主張しかない似非経済学の本(を書いている困った人)も多いので、そう言う人達と比べると一線を画している訳ですが。
出版年度と題名から想像がつく様に内容は、この時点でのサブプライム問題に関しての解説と予想される今後です。著者は多作な方なので、その後に書かれた本で変わり行く現状は捕捉されているので、そう言う見では当時のニュースから見てサブプライム問題が、どう起こり2008年度で何処まで、どう進行していったか、それを見る本だと自分は思っています。
しかし、この本を読んで思うのですが、本当にアメリカが、サブプライム問題のダメージから回復出来る日は来るのでしょうかね。自分は、数年で抜けれる程甘いものでは無い様な気がするのですがね。
さて、今週読んだ本の感想は以上です。
では、おやすみなさい。