はるるっぴさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ376件目 / 全652件次へ »
ブログ

砂上の楼閣ドバイ

ひとりごと日記です。

先週、忘年会で昨年入社の社員(女性)から
経済のことを質問された。

5分くらいで、今起きていることを、
わかりやすく説明したつもり…


すると

「ちょっとおもしろいです。」

と言われた。


「ちょっとか~」

(^_^;)

と内心思いながら


わたしの説明が下手と同時に
若い女性の評価は厳しいと思った。


さて、ドバイ

2005年から日本株が上昇したのは、

日本の小泉・竹中構造改革が、
外国人から評価されてのではなく

ドバイメトロ(全長70キロメートル)を
日本企業群が受注したこと。

その時、外国人は、日本企業は世界企業だと再評価して
大幅に日本株を「買い越し」してきた。


多くの日本の専門家は、今でも2005年の日本株の上昇は、
日本の構造改革に対する期待からと説明している。

関西弁を知っている
外国人投資家からアホ(関西弁)と言われている。


入り口を間違えると出口もわかりません。


テレビのWBSでも日経平均20000円を予想していた人が
コメンテーターとして立派な話をされているように見える。

しかし、1000円~2000円の間違いだったら
誤差の範囲ですが10000円も予想をはずしたら

立派な素人です。


有名なウォーレン・バフェト氏も
テレビの音を消していたことでも
よく知られている。

雑音は、なるべくなら耳にいれないほうがよい。

錯覚を起す。

(わたしの日記も間違いがあるので注意してください。)


話は少し変わりますが、

みずほFGの株価を例にとると、
世界の長期投資家は、6万円のときに買って
40万円くらいのところで売っていた。


天下の野村證券の偉い人は、
みずほFGの株価が100万円のとき

「まだまだあがりますよ!」

(^◇^)!

と言っていた。


証券会社で相場を語れる人が
少なくなったことを残念に思う。

証券会社がもってくる商品は、
お客様が儲かる商品ではなく

証券会社が儲かる商品かもしれません。
(当たり前のことを理解したい。)


さて、本題

2005年の日本株上昇の入り口でもあった
ドバイのバブルが崩壊した。

アラブ首長国連邦には、有名なアブダビ投資庁と
あともうひとつあった(忘れた!)(^^ゞ


ドバイは、世界中の商業用不動産を買っていた。
今となっては、半値になっている。

日経新聞にも記事があったが
ニューヨークの超有名ホテル

Wホテルも5000万ドル出資して
もどってきたのは200万ドル(96%損)だった。


ドバイへの融資は

イギリスが40%くらい
日本は、7%くらいと聞く。

イギリスのHS(HSBC)は、ダメージが大きく
日本は、比較的損失が少なく大丈夫とする論調もある。

たぶん反対でしょう。

HSBSは、それほどヤワな銀行ではなく
逆に、日本の銀行はプロジェクトファイナンスで
お金を貸していたので

今後、投資家が忘れた頃に問題になるでしょう。


ドバイの問題は、解決するどころか、

これからです。

今のところ、アブダビに支援する余裕などない。


これも日経さんで読んだと思うが

アブダビ投資庁は、Cityに損害賠償を請求している。
(そのレベルです。)


ドバイの温度は40度~50度

人間が快適に住めるところではない。

オフプラン型によるバブルだった。


「砂上の楼閣ドバイ」

そのようにならないように
世界の協力で支援できることを期待したい!


おしまいです。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。