ひとりごと日記です。
先週、忘年会で昨年入社の社員(女性)から
経済のことを質問された。
5分くらいで、今起きていることを、
わかりやすく説明したつもり…
すると
「ちょっとおもしろいです。」
と言われた。
「ちょっとか~」
(^_^;)
と内心思いながら
わたしの説明が下手と同時に
若い女性の評価は厳しいと思った。
さて、ドバイ
2005年から日本株が上昇したのは、
日本の小泉・竹中構造改革が、
外国人から評価されてのではなく
ドバイメトロ(全長70キロメートル)を
日本企業群が受注したこと。
その時、外国人は、日本企業は世界企業だと再評価して
大幅に日本株を「買い越し」してきた。
多くの日本の専門家は、今でも2005年の日本株の上昇は、
日本の構造改革に対する期待からと説明している。
関西弁を知っている
外国人投資家からアホ(関西弁)と言われている。
入り口を間違えると出口もわかりません。
テレビのWBSでも日経平均20000円を予想していた人が
コメンテーターとして立派な話をされているように見える。
しかし、1000円~2000円の間違いだったら
誤差の範囲ですが10000円も予想をはずしたら
立派な素人です。
有名なウォーレン・バフェト氏も
テレビの音を消していたことでも
よく知られている。
雑音は、なるべくなら耳にいれないほうがよい。
錯覚を起す。
(わたしの日記も間違いがあるので注意してください。)
話は少し変わりますが、
みずほFGの株価を例にとると、
世界の長期投資家は、6万円のときに買って
40万円くらいのところで売っていた。
天下の野村證券の偉い人は、
みずほFGの株価が100万円のとき
「まだまだあがりますよ!」
(^◇^)!
と言っていた。
証券会社で相場を語れる人が
少なくなったことを残念に思う。
証券会社がもってくる商品は、
お客様が儲かる商品ではなく
証券会社が儲かる商品かもしれません。
(当たり前のことを理解したい。)
さて、本題
2005年の日本株上昇の入り口でもあった
ドバイのバブルが崩壊した。
アラブ首長国連邦には、有名なアブダビ投資庁と
あともうひとつあった(忘れた!)(^^ゞ
ドバイは、世界中の商業用不動産を買っていた。
今となっては、半値になっている。
日経新聞にも記事があったが
ニューヨークの超有名ホテル
Wホテルも5000万ドル出資して
もどってきたのは200万ドル(96%損)だった。
ドバイへの融資は
イギリスが40%くらい
日本は、7%くらいと聞く。
イギリスのHS(HSBC)は、ダメージが大きく
日本は、比較的損失が少なく大丈夫とする論調もある。
たぶん反対でしょう。
HSBSは、それほどヤワな銀行ではなく
逆に、日本の銀行はプロジェクトファイナンスで
お金を貸していたので
今後、投資家が忘れた頃に問題になるでしょう。
ドバイの問題は、解決するどころか、
これからです。
今のところ、アブダビに支援する余裕などない。
これも日経さんで読んだと思うが
アブダビ投資庁は、Cityに損害賠償を請求している。
(そのレベルです。)
ドバイの温度は40度~50度
人間が快適に住めるところではない。
オフプラン型によるバブルだった。
「砂上の楼閣ドバイ」
そのようにならないように
世界の協力で支援できることを期待したい!
おしまいです。