ハイテクの強さが印象的でした。
ダウ平均株価は、スタート直後こそ64ドル高まで上げ幅を拡大したのですが、その後は軟調な展開に終始しました。20.63ドル、0.2%高で引けたのですが、そのわずか30分前には前日終値を10ドル近く下回っていました。
一方、ナスダックは昼過ぎから大引けにかけて堅調に推移して31.64ドル、1.45%高となりました。
コンセンサスを上回る決算を発表したリサーチ・イン・モーションの株価が10.31%と大幅に上昇しています。
加えて、オラクルもアナリストの事前予想より良い決算を発表して、6.4%高で終えました。
このように、ナスダック銘柄の好業績がマーケットを牽引したのですが、それを除くと、全体的には力強さは感じられないマーケットでした。
したがって、米国株式市場の上昇が、月曜日の日経平均株価に与える影響は軽微であるように思われます。CMEの日経平均先物価格(円ベース)は10,115円となっていますので、多少低目の寄り付きとなる可能性もありそうですが、対ドル円レートの基調が円安方向にあるため、現時点では大きな心配はないと考えています。
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