今日の日経平均株価は高めに寄り付いた後、軟調気味な小動きを想定しています。
CMEの日経平均先物価格(円ベース)10,235円を寄り付きのメドとしています。
ザラバは、寄り付き価格にもよりますが、マーケットを動かす大きな要因が見当たらず、FOMCの政策発表後のダウ平均株価の動きに対する失望感が重石になりそうだと見ています。
ダウ平均株価は10.88%、0.1%安で終了しました。経済指標がほぼコンセンサスどおりであったことや、FOMCの声明に対する期待感から、午前中は前日終値を50ドル以上上回る水準で推移していたのですが、FOMCの発表後急速に値を消してしまいました。
マーケットの動きから察する限り、政策金利を現行の水準に据え置くという驚きのない内容であったようです。表現にも変化は見られませんでした。
対ドル円レートは、FOMCの声明直後に大きく振れたのですが、結局元の水準に戻ってしまった感じです。
今日は、10月の景気動向指数改定値と7-9月の資金循環統計速報が発表されます。マーケットへの影響は想定していません。
今日のザラバは、比較的に重い展開を想定しているのですが、米国のハイテク指標であるフィラデルフィア半導体指数が上昇していることから、シャープのフィリップスへの液晶パネル供給などのニュースが、マーケットで評価されそうです。また、米国の原油在庫の減少から資源関連の堅調な推移も期待できると思います。したがって、上値は重いものの、同時に下値も限定的であろうと考えています。
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