今日の日経平均株価は、多少低めに寄り付いた後、小動きの展開を想定しています。マーケットを動かす大きな要因が見当たりません。
寄り付きはCMEの日経平均先物価格(円ベース)10,065円をメドとしています。
ダウ平均株価は29.55ドル、0.28%高と堅調な動きでした。
エクソン・モービルがXTOエナジー社を買収するとの発表で、XTOエナジーの株価が15%を越える大幅な上昇となりました。加えて、シティーが公的資金を完済するとのニュースが、金融セクターに対する安心感を誘ったようで、ウェルズ・ファーゴのザラバの上昇が目を引きました。
ただし、ドバイの信用懸念後退で、好調に上昇した欧州に比べると、ダウ平均株価の動きは若干重いという感じなのが気になります。大引け後の時間外では13ドル程度下落していますし、シカゴ・オプション取引所のVIX指数も2%ほど低下しているのですが、終了間際の上昇が気になります。
今日の国内は重要な経済指標の発表は予定されていません。イハラケミカルやサイボウズなど13社の決算発表がありますが、マーケットへの影響は限定的と見られます。対ドル円レートは比較的に落ち着いた動きです。
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