【インド】中国に代わる「世界の工場」に？ PwCが予測

[木下 晃伸さん]

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インド 2009年12月11日（金曜日）
中国に代わる「世界の工場」に？　PwCが予測［経済］
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インドはいずれ中国に代わって「世界の工場になる」──。このような大胆な
予測が、米会計事務所大手プライスウォーターハウスクーパース（PwC）が
インド商工会議所連盟（FICCI）と共同で手掛けた調査で発表された。10日
付ビジネス・ライン（電子版）が伝えた。


テレビ、パソコン、携帯電話端末をはじめ、中国は多くの耐久消費財生産で
世界一となっている。しかし調査では、優遇税制が廃止されたり人民元高を
求める圧力が強まっていること、中国政府が成長の柱を輸出から内需へと変
えようとしていることを挙げ、外国企業にとって対中投資のメリットは薄れ
つつあると指摘。人口が豊かで、潜在力の高い巨大市場を持つインドにとっ
ては、これからがチャンスだとしている。


ただし、製造業誘致に当たっては、サプライチェーンが形成されていないこ
となどがネックだと指摘。同時に技術開発に対する政策的支援や税制の整備、
国産品の付加価値向上が必要だとしている。


※ニュース提供／NNAニュースアジア版（http://news.nna.jp/）
※著者により一部文章が削除、変更されるケースがございます。


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