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【日本光電】通期でAEDの販売が下振れても他分野で吸収可能…
通期でAEDの販売が下振れても他分野で吸収可能とみる
<株価の割安感が強まった>
現在の株価は、来期TIW予想PERが12倍台で、割安感は強まっている。製品ミックス向上や経費抑制等により7%台と比較的高い営業利益率を維持できている点、中国向け今後の成長余地の大きい点などをポジティブに評価。
<米社製AEDの自主回収を発表>
10/3期上期は、前年同期比7%減収、2%営業減益。営業利益率の上昇は製品ミックス良化による粗利率向上が主因。同社は米社製AED(自動体外式除細動器)の自主回収を発表。業績への影響は軽微ながら、通期販売計画は未達となる可能性が高い。通期ではAEDが下振れても、周産期医療体制整備等に関する補正予算絡みの案件や強含みの中国向けなどで吸収し、会社計画値は確保できるとTIWでは予想。
<モメンタムの回復が鮮明に>
2Q(7-9月)のみを見ると、AEDの減少した治療機器を除いて、他部門は前年同期比プラスに転じており、モメンタムは回復基調が鮮明。消耗品や保守・メンテナンスなどが堅調な一方、粗利の少ない仕入れ品が減収で製品ミックスの向上に寄与。海外は米国、ロシア等で苦戦が続いているが、中国が好調なほか、西欧諸国も比較的堅調だ。(服部 隆生)
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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