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ドル円が今日、MACD買い転換はダマシの可能性あり。


ドル円の日足チャートです。移動平均線とボリンジャーバンド、MACD、RSI、計4つを使った分析が最近の自分のスタンダードになってきました。今日のドル円の展開で重要なのは、移動平均線を超えられるかどうか、です。大きな下落からの反転でMACDはクロスまで寸前のところにいます。これが多少でもクロスしたからといって喜べないのは、あまりにも大きすぎた下落からの反発で「数値上、クロスせざるを得ない」からです。トレンド転換したというよりも、大きな調整を果たした、ということによるクロスなので、全体の流れまで変わったわけではないことを、理解しておかなければなりません。急激かつ大きな動きのときには、流れは変わらないのに、その調整があまりにも大きくなるために、テクニカル指標がシグナルを発してしまうことを覚えておく必要があるのです。動きが緩慢でもシグナルは乱発されますし、動きが大きすぎても、その調整局面がシグナルを誘発してしまうのです。さて、となると、今日のMACDクロスにはそれほど重大な意味はなく、それよりもボリンジャーバンドの向きや移動平均線での攻防のほうに意味があります。介入を持続的に、粘り強く行ってくるとすれば、じわじわと移動平均線を打ち破ってくるはずです。上にいくか、下に行くか、いずれにせよ確信に至るには、もう2本くらいのローソク足を必要としそうです。簡単には儲けさせてくれそうにありません。ここでのセオリーは売りです。しかし、セオリーが通用しないときであることがわかっている以上、今回は休もうかと思っています。ハッキリと確信できるまでは、振り回されるだけです。当たるにしろ、外れるにしろ、余計な経験になりそうです。押し目や戻り、行き過ぎなどの、わかりやすいところを待つことにします。
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