増資には何の利益ももたらさない

坂本彰さん
坂本彰さん
ここにきて頻発されている企業の増資。
(第三者割当も含む)

発表される時は将来の業績拡大や
収益のためと理由付けられますが、
それはゴマカシではないでしょうか?


増資をする会社は、実際は「資金繰りが
苦しいから」

なのですが、それを大々的に
言ってしまえばパニック売りになります。


本来、儲かるビジネスならば銀行から資金を
調達したほうが金利は安いですし、会社を
買収されるなどの不安要素がなくなります。

儲かっている会社の株をわざわざ増資して
既存株主を犠牲にしたりする必要はないからです。


それが出来ないから無理やり株を刷り、資金を
調達するのですが、その時の相手先は大口投資家です。

個人投資家では手間も時間もかかりますし、
第一、儲かってない会社の株など誰も買いません。


そうすると、企業はどうするか?


増資を引き受けてくれたスポンサー様が損をしないよう
割安な株価で売り、その後で将来の業績拡大や収益の
改善など、根拠のない理由をくっつけます。

中には新製品、技術の開発が成功したなど
株価がつり上がるような発表をしてきます。


しかし、ほとんどの発表は業績には全く結び
つきませんので賢い投資家は無視するべきです。


増資のニュースは一見割安で企業の株が買えると連想
させますが、実際は企業、スポンサー、証券会社が
儲けをさらっていくだけです。

http://saig.livedoor.biz/archives/1602237.html
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