今週前半は、米国株式、欧州株式、日本株式は調整局面と考えます。
【米国株式】
米国株式は、週前半が軟調で、週後半は堅調と予想します。
【日本株式】
日本株式で重要な、米ドル/日本円ですが、ドル安/円高の動きは継続中です。米国が超低金利政策を継続し、日本がデフレの場合は、ドル安/円高は継続すると考えてください。年内はこの動きは続くと考えています。
つまり、日本株式は軟調な動きになります。
【今週のシナリオ】
それでは、今週のシナリオ
●11/30(月)
(米国)
11月シカゴ地区購買部協会景気指数が発表される。市場予想では低下が予想されている。ただし、ここ最近の数字はよい。
本日の米国株式は欧州株式しだいである。欧州株式が大きく上昇すれば、米国株式は上昇します。下落すれば下落。
(日本)
金曜日に大きく下落しましたので、買戻しが入ると考えています。前場はある程度の上昇がめざせます。ただし後場は軟調な動きになると考えています。
●12/1(火)
(米国)
ISM製造業景気指数が発表される。市場予想では低下が予想されている。売られる数字ではないが、だからと言って、買われる数字でもない。よって、米国株式は軟調な動きを予想します。
(日本)
ドル/円の動きとともに、軟調な動きを予想します。
●12/2(水)
(米国)
11月ADP全米雇用報告が発表される。良い数字が予想される。米国株式は上昇を予想します。
(日本)
ドル/円の動きとともに、軟調な動きを予想します。
●12/3(木)
(米国)
11月ISM非製造業総合指数。良い数字が予想される。米国株式は上昇を予想します。
(日本)
ドル/円の動きとともに、軟調な動きを予想します。
●12/4(金)
(米国)
11月米雇用統計。失業率は増加、新規失業保険申請件数は減少とデカップリングが続く。10月の発表と同じ解釈で、米国株式は上昇を予想します。
(日本)
ドル/円の動きとともに、軟調な動きを予想します。