昨日は突然振って湧いたドバイショックでついにドボンがきた。
世界経済は実質的に制御不能状態にあるが、情報操作や微妙なバランスの下で何とか持ちこたえている。
そこへあまり予想されていなかったドバイからほころびが生じた訳である。この余震や連鎖はしばらく続くと見ておくべきだろう。
そして円高の影響も大きかった。信用不安が高まれば高まるほど円高が進む。
300円もの下げが起きると、それは1発ではすまない。今後も何回か大きいのが来るはずである。
先物は昨夜一足早く9000円ちょうどまで下げ7/13の安値を30円下回った。
月曜日は少しのリバがあるかも知れない。
しかしその後には大きな下げが控えているように思われる。
私はオプション取引を中心に行っているが、昨日のPUTの急騰はすさまじいものであった。
逆にCALLは少々のリバウンドには反応せず連敗が続いている。これは先安感を表している。
引き続き、為替・TOPIX・銀行・証券株の動向から目が離せない。