米国は感謝祭の休日であったにですが、日本は一日中米国に振り回されてしまいました。株式市場には厳しい一日でした。
下げ止まりを見せない米ドルに対する恐怖心に加えて、ドバイワールドの資金繰り不を背景に、欧州市場が大きく下落したことから、日経平均株価は126円の大幅安で始まりました。
ザラバは軟調ながらも無難に推移しているように見えたのですが、GLOBEXでのダウやナスダックの低迷が引き金となって、2時ごろから一段と下落して301.72円、3.22%の大幅下落で大引けを迎えました。
、対ドル円レートは、今日もマーケット開始前に突然大きく円高に振れ市場心理を一段と冷やしたように見えます。
アジア市場も大きく下げました。香港(-4.8%)、韓国(-4.7%)、台湾(-3.2%)の下げが目立ちます。どうも、日本だけが特別であったということではないようです。
GLOBEXでは、ダウ(-200ドル)、ナスダック(-40.25ポイント)ともに大きく下げています。ただし、双方とも下落幅は多少縮小しているようです。
前日に大きく下げた欧州市場は上昇に転じてきました。フランス市場のザラバの動きに見られるように、基調はかなり底堅く見えます。
この欧州の動きを見る限り、米国市場の動きは予断を許さないにしても、世界同時株安の本格化は避けられそうな様子です。
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