天空の城 ラピュタ

メタボねこさん
メタボねこさん
子供が二人とも寝る様子ではないので、ちとテレビでも見ようと思いつけたらやっておりました。

私がこの映画をはじめて見たのは今から20年以上前の中学生の時でした。従兄弟のNちゃん、Tちゃんと浜松の映画館へ見に行きました。

スタジオジブリの記念すべき第一号の作品ですが、当時は今ほどの知名度はなくけっこういい席で見れたように思います

Nちゃんと私は「宮崎駿」に小さいころに洗脳され、「ラピュタ」からさらに数年前にNHKで放映されていた「未来少年コナン」がその原点でした。

40近い現在も顔を合わせれば「コナン」がらみのギャグやら喩えやらが出てきて、周りの人は呆れ顔です・・

さて、「ラピュタ」をはじめて見る子供たちは当然内容を理解するはずもないのですぐ飽きるだろうなぁと思いましたが
以外に食いつきました。

上の子は無線機のベルやレトロな電話機が面白いらしく、わはははっと笑っていました。下の子はとんでもないところで笑ったりなぜか「サザエさん」を歌い始めたり、二人ともそれなりに楽しんだようです。

しかし、この映画を見るときいつも思うことは、自分が「ムスカ大佐」だったらどうしただろう?ということです。世界を支配できる軍事力を備えた古の帝国・・その「力」を自分の思うままに行使できる・・その魅力に抗って「力」を自ら封印したり破壊したりできるだろうか??海に捨てることができるだろうか??


おそらく、できない・・・


世界征服を成した後どうしようもない「孤独」にも耐えられないのではないでしょうか。私にはやはり人に囲まれて生きていくほうがいいように思えます。

進みすぎた科学技術は人に害を与えるだけなのでほどほどのスピードで進歩していくのがいいのでしょう。私たちの世界を一瞬にして変えてしまった原因の「進みすぎた金融工学」
も少なからず人に不幸を与えたのではないでしょうか。
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