株する軍団・ララぱるざさんのブログ

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自動車産業の歩く道①

これから先10年は中国とインドの人口超大国が「市場」になることが推測されています。
しかし、個人的には「10億の市場」という表現は間違いだと感じます
今は「超大国の超先進国への変遷期にすぎない」が適当なのではないでしょうか。
おそらく、「日本」にとって、或いは「諸外国」にとっても、超大国が「美味しい市場」になることは永遠に無いとおもいます。
10億の民(以降、代表して「中国」にします)は、ある程度は海外製品を買ってくれるでしょう。
中国から見た日本やアメリカの製品は「憧れ」はあっても、「所有」「購入」に至るかどうかは怪しいとおもいます。
それは日本から見たアメリカやヨーロッパ製品の評価に似てるでしょうか。
母国外のモノは「趣味」に近くなるとおもうのです。
かつて「飛ぶ鳥を落とす勢い」で高度経済成長期の日本・・・日本製品が海外に評価され利益を上げたあの時に、今の中国&インドを重ねれば想像もたやすいとおもいます。
あの時代はあの時代で「価格のわりに安全&高性能」が海外で評価されたわけです。
日本だって、日本の製品の良し悪しはさておき、中国メーカの製品の価格と品質に満足しているから購入するわけです。
逆に日本より先進した欧米の製品は高くて購入にいまだ尻込みしているように見えます。
これから先、自動車ですら、日本製自動車にまじって半分くらい中国製自動車が日本の道路を走る景色を見ると思います。
そうならないように政府が制度をしっかり固めるというのであれば話は別ですが、現政府は為替不介入と外交対等姿勢も見受けられることから「自由経済」の倫理をはずすことは無いと思います。利益追求したい日本企業にはつらいことですが、倫理観からすればこれはこれで決して悪いことでもないので私はなんとも・・・。
とにかく中国は世界に中国製品を「売り」たがります。「買う」よりも「売る」です。
これが「10億の市場」にならないと推測する私の考えの根幹です。

そして「コストダウンの希望郷」に中国を目指した日本や欧米企業・・・
これも限界が来るのは時間の問題でしょう。
日本も、昔は欧米に比べてコストの低い国だったわけで、そんな国が「いいもの」を世界に発信したわけでしょうから
経済成長し、国民の生活も向上したわけです。結果、日本のコストは高くなったわけです。
もちろん、成長し続けるのはなかなか難しいですし、成長を遂げた国は更なる人類の理想郷にむけた「贅沢」を生み出すことで
緩やかな成長を続けなければならないかと・・・。

以上2点から、日本企業は中国に対して、「販売しても思ったほど売れない」「製造しても思ったほど利益を確保できない」状況にはまっていくと思います。

えーと・・・
なんだか書きたいことが頭の中で混乱して・・・つかれたので
また今度続き描きます・・・すみません。

上記は私の妄想ですので投資などの判断に参考にしないでください。
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