東京エレクは業績回復観測が伝わるも軟調

[agawaさん]

東京エレクトロン（８０３５）が軟調。１０年１－３月期の連結営業損益が黒字化の可能性と報じられたが、昨日のＮＹ市場で半導体関連株が安くなったことや、円高、今朝発表されたＢＢレシオの低下など懸念材料も多く、やや売りが優勢となっている。

同社は２０１０年１－３月期に連結営業損益が６四半期ぶりに黒字化する可能性が出てきた、と報じられた。最大手の米アプライド・マテリアルズは０９年８－１０月期に黒字転換した。台湾や韓国の半導体メーカーが回路微細化に向けた設備投資を増やしており、装置受注の環境が好転している。０９年１－３月期が営業黒字に浮上すれば、１０年３月期下期（０９年１０月－１０年３月期）の営業損益の予想（１３４億円の赤字）が従来より上振れする公算があるという。

東京エレクの株価は１０時１３分現在４９３０円（▼８０円）。