木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、10月の住宅着工件数が市場予想を大幅に下回ったことから利益確定の売りに押され下落したが、値ごろ感から買いが先行して寄り付いた。しかし、主要企業による公募増資を受けた需給懸念が拡大していることから、日経平均はマイナスに転じた。
後場に入っても、外国為替市場で円相場が円高基調で推移していることが投資家心理を冷え込ませ、日経平均の下げ幅は一時180円を超える場面も見られた。その後も、日経平均は安値圏で推移し取引を終えた。
業種別TOPIXでは、繊維製品、その他金融、パルプ・紙が上昇した一方、証券、銀行、鉄鋼が下げた。個別では、三菱レイヨン、ラオックス、ブイ・テクノロジーが高い。半面、フォスター電機、三井化学、三菱自動車が下げた。
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