現時点で、欧州(英・独・仏)の株式は売り先行のスタートです。
グローベックスはS&P1,103.40(-2.90)、NASDAQ1,800.50(-3.00)で下落しています。現時点では、今晩の米国株式は売り先行のスタートが予想されます。
本日の経済指標の発表には10月生産者物価指数、10月鉱工業生産・設備稼働率があります。
10月生産者物価指数
市場予想は前月比+0.5%。市場予想通りと考えていますが、上昇する可能性はあります。
10月鉱工業生産・設備稼働率
市場予想
鉱工業生産+0.4%
設備稼働率70.8%
こちらも、。市場予想通りと予想しています。
ただし、明日発表される10月住宅着工・住宅着工許可件数を警戒する動きが出ると考えています。市場予想では、小幅増が予想されているが、ただし、ネガティブ・サプライズが出やすい指標であるので、警戒が必要だからだ。 私はネガティブ・サプライズを予想しています。
以上より、本日の経済指標は良い数字であるが、明日発表される10月住宅着工・住宅着工許可件数を警戒して利食い売りが出て、米国株式は下落すると予想します。
さて、日本株式ですが、明日は売り先行のスタートを予想します。
ただし、最近、米国株式に日本株式は連動していませんので
下落しない可能性もあります。シカゴ日経平均は要チェックです。
なお、相場の流れから、日経平均は9,000~9,200円まで、一旦、調整した方がいいのではないかと思うようになりました。
このレベルであれば、売られ過ぎですし、最近参加していない信託(年金)買いが期待できます。