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原油のはなしと金のはなし
先に原油の話から。
WTIがいくらの値をつけようと知ったことではないがとうとうドバイやオマーンなど中東産のベンチマークとなる先渡しでも昨日80バレル/ドルを突破。WTIの中心限月と同じ月のものと比べてみて今朝の時点で10バレル/ドルのサヤ。
15:30の時点ではNYMEXの夜間取引でも上昇しているがドバイなどの先渡しも2ドル強上昇してサヤは9ドル弱まで閉じている。
去年の暮れ数日だけWTIが下ザヤになったり、今年の春先にWTIが3~6ドル下ザヤになって驚いたのがうそのようだ。
別の日記で書いたが過去に16バレル/ドルWTIが上ザヤになったこともあるので今回はどうなるだろうか?
金のはなし。
こっちは本日先物の10月限が納会。
2818グラム/円で納会。
9:00時点のロコロンドン金スポット(当用物)が
769.60-70.40トロイオンス/ドル
為替(ドル/円)が
114.06-11(ロイター)
だからロコロンドンの標準品が純度99.95%、東京工業品取引所が99.99%なのをかんがえると少しだけ割安な納会。
だが、納会が終わるや2番限以降は上昇。
昨日の15:30時点ー取引終了時刻ーの数字がロンドン763.70-4.50との比較に見合う分だけ上昇。
その後も上昇。
本日15:30時点のロコロンドンスポットが776.50-7.10ドル、東京の12月限が2861円、為替(円/ドル)が114.28-33くらい(時事、定時点の報道ではなく、私の目測による)
ロンドンも東京も日中に1%ものー株やってると1%は驚かないかもしれないが、商品は年間レベルでのボラティリティーですら3桁に達することは極めて稀、例年なら40%動けばよく動いたほうで、1日の制限値幅は銘柄によるが2~5%程度ー上昇を見せた。
そのせいもあってか今日の金のある限月では他の月に対してほぼ常に割高な数字を示していてS社ー裁定取引をやってる大手ーは寝ているのかと疑ったくらいだった。
だが15時前後、サヤトリするのも馬鹿らしいくらいの突出を見せたあと他の月と比べても妥当な水準に戻ったー要はその時間帯だけで見ればそこだけ他よりも大きく下がった。
どうやら寝てはいなかったようである。私は日中曳かされていたのでホッとした。
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ジーマン氏ももう少し気の利いたこといえばいいのにね^^;
商品先物主体でやってる人間のせりふではないがリース市場での金利の低い金よりもいわゆるインフラ関連の資産株のほうがよっぽどインフレヘッジにはいいような気がしますが。