貸金業の規制強化の見直し論議っていうニュースが11月2日に出た
以下のような感じ
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貸金業規制のあり方を検討へ 金融庁
2009.11.3 22:38
金融庁が、貸金業者の融資に対する規制を強化する改正貸金業法について、来年6月までの完全施行に向け規制のあり方を検討することが3日、分かった。大塚耕平金融担当副大臣が記者団に対し明らかにした。
大塚氏は、完全実施を延期するかどうかなど見直しに対する姿勢は「ニュートラル」としながらも、「想定していなかった厳しい経済情勢は無視できない」と指摘。貸金業者の経営や、借り手の利便性に大きく影響する規制強化について議論の必要性を強調した。近く消費者庁など現状把握や論点整理の協議に入り、年内にも結論を出す方針だ。
改正貸金業法は多重債務者問題の改善を目的とし、上限金利の引き下げや、借り手の年収の3分の1を超える融資を原則禁止する「総量規制」の導入が柱。貸金業者の新規参入の厳格化などを段階的に実施してきた。
でだ、クレジットカードとサラ金がのきなみS高になった。
武富士やプロミスなどが値上がり率上位、貸金業の規制緩和検討との報道が刺激材料に
2009/11/02 14:15
その他金融株が買われ、武富士 、ジャックス 、クレディセゾン 、プロミス 、アコム が午後1時54分時点で東証1部値上がり率上位を占めている。イオンクレジットサービス をはじめ、NISグループ 、アイフル 、ポケットカード なども高い。
10年6月までの導入が決まっている「総量規制」の妥当性をはじめ、政府が貸金業の規制緩和を検討していると報じられ、刺激材料となった。市場からは、「具体的な内容はこれからだが、総量規制の導入で業界の先行きに対する懸念が強かっただけに、『緩和』の方向性が出てきたことは非常に大きい」(中堅証券)との声が聞かれた。
提供:モーニングスター社
そこで4日の朝に
セゾンとイオンクレジットをがんがん空売りした。
で案の定4日に、クレジットとかサラ金が下がり、10万くらい小金を稼ぐ。
ざっとこんなもんよっていいたいところなんだけど、この業界ほど問題点を理解しているのがほとんどなくて、このようなイベントに対応できないのが非常に残念。
今日のブルームバーグ
半面、10月の既存店売上高が前年同月比7.6%減ったメガネトップ、マッコーリー証券が投資判断を「アンダーパフォーム」で新規に格付けした堀場製作所がともに10%超の急落。アイフル、クレディセゾンなどその他金融株の一角も下げが目立った。亀井静香金融相が4日、貸出金利や限度額に上限を設ける貸金業規制について、来年6月に予定している法律の完全施行は変更しない考えを示している。
でこの業界の株価が回復するためには
1.各社が資金調達がちゃんとできるようにすること
2.貸出金利を上げること
この二つが確立されないとぜったいに浮かび上がれない。その二つを解決できるニュース以外で吹きあがったら、いつでも空売りしてもいいということ。2.をちゃんとしないとこの業界自体のビジネスモデルが成立しないんだから、株価上がる上がるとみんなで騒いでも うそだなあ って気分になるんですよ。
今日はそんなところで