シカゴ・オプション取引所(CBOE)のVIX指数が、4.3%の大きく下落したことに注目したいと思います。
この指数が下落基調となっていることは、11月8日の投稿記事「月曜日は対ドル円高が重荷に?」でお伝えしたとおりです。
11月9日はさらに4.3%と大きく下落しました。CBOEの作成しているVIX指数のザラバの動きを見ると、いつもは見られない不規則な変動が示されており、かなり強いインパクトが加わったように見られるのが興味深いところです。
ということは、投資家のリスク許容度が顕著に上昇したことですから、原油や金にかなりの資金が流入したことがうかがえます。
グローバル・マネーを動かす投資家のセンチメントが大きく改善しているわけですから、日本だけが委縮した状態はいつまでも続かないと見たほうが良さそうです。
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