4Qに入っても状況に変化は出ていない模様
＜トレンドに変化が出るまで、株価は動き難い＞
09/12期の会社計画は未達の公算だが、これは3Qまでの状況から想定されることであり、株価へのインパクトは少ないだろう。09/12期3Q（7-9月）辺りから回復傾向が出て来ないと、来期も減収・減益になる可能性が高い。株価は中・長期的には安値圏にあるが、投資抑制トレンドに変化がみられるまで、大きな動きは期待しにくいと見る。
＜09/12期3Q累計は43.9％営業減益＞
09/12期3Q累計(1-9月)の売上高は前年同期比9.8％減の3,219億円、営業利益は同43.9％減の122億円となった。企業の設備投資抑制の動きに変化はなく、減収・減益トレンドが続いた。09/12期の年間計画は据え置かれた。
＜09/12期の会社計画は未達の公算＞
TIWでは、09/12期の売上高は4,300億円(会社計画4,470億円)、営業利益は165億円(同185億円)を予想する。その理由は、（1）ユーザーの投資抑制や値下げ圧力が続いており、4Q(10-12月)に入っても変化は出ていない、（2）複写機などのハードや消耗品はコスト削減の対象にされやすい、などによる。
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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