今日は冬にしては意外と暖かい日でしたね。こんな日は布団を干したりしたい所ですが残念ながら今日は親父が頼んだリフォームの職人が来ていたので作業の関係上干せず。残念です。
さて、今週読んだ本ですが1冊です。
まぐれ
著者:ナシーム・ニコラス・タレブ
訳者:望月 衛
出版社:ダイヤモンド社
2008年度出版
図書館で、この本が置いて有ったのに気付いた時は自分は本当にラッキーな人間だと思いました。意外と競争率高いんですよ。この手の本。
投資に関係する人は一度は読むべき本に挙がっている本ですし。本当に手に取れてラッキーです。(この人が、この本の後に書いたブラック・スワンも相当有名かつ、やはり投資に関係する人は一度は読んだ方が良い本に挙げられていますよね。そのうち機会が有れば、こちらも読んでみたいです)
ちなみに、この本は副題がかなり辛辣で”投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか”と書かれています。
読んでいると人間がリスクと言うものが如何に分かって無いか(または、そのうちリスクになれてしまって、まるでリスクが無い様にかんじてしまうのか)確率や統計、数字の示す物の意味と言うものをプロですら良く分かって無い人間が多いと言う現実などが良く分かります。
…そして誰もが自分自身の事を過大評価しているって事ですね。
投資の分野に限らず、この本は、その分野で成功していると思っている人ほど自戒として(そして、いつか来るかもしれない破滅を避けるためのリスク管理として)読んでみるべき本では無いかなぁと。自分は、そう思いました。
なお、この本の途中に投資で失敗する人間に共通する特徴が書かれている部分が有ります。まずはそこだけでも読んでみては如何ですか。当てはまってしまった人はご用心と言う事で。
では、今週読んだ本の感想は以上です。
おやすみなさい。