石川遼、ゴルフ、ＨＳＢＣ ミケルソン、タイガー・ウッズ：石川遼１７位で終わるも賞金レース約６０万差に接近残り４戦が面白い戦いに。１０位以内に入ると逆転するとこだったが、これでかえってお客さんのためになる。タイガー・ウッズは１２アンダーの６位だった。（Ｙ）
遼クンは１７位、ミケルソンＶ／ＨＳＢＣ選手権 (2/2ページ) 2009.11.8 19:25通算９アンダーで１７位に終わった石川遼＝中国・上海余山国際ＧＣ（撮影 ・北野浩之）【フォト】
海を隔てた上海で日本の賞金王争いが激しさを増した。世界のトップ選手が集結した今大会を１７位で終えた石川は約７５０万円を獲得し、賞金ランキング首位の池田に約６０万円差まで肉薄。ラウンド後のインタビューでは自ら賞金王の話題に言及し、「いい位置で争っている。（日本の）残り４試合は１打も気を抜けない。気合を入れたい」と強い意欲を見せた。
最終ラウンドも３００ヤードを超えるドライバーショットを随所で放ち「すべてを出し尽くして終えることができた」と充足感を口にした。後半も１３番から１５番まで３連続バーディー。直後の１６番ではダブルボギーをたたいたが「自分らしいゴルフだった」と笑って振り返った。
国内の残る４大会はいずれも高額賞金大会。昨年も１１月以降の６大会でトップ５に４度入り、"荒稼ぎ"した。日本ゴルフ界の中心で輝き続ける１８歳は「今年もこの季節が来たという感じがする」と闘志を燃やす。史上最年少賞金王への期待が膨らむ。（共同）
