週末雑感

[aaaいうえおさん]

米国株式市場は10000ドルをキープしておりますが、まさしく政府絡みの意図的相場という状況であります。これまでに発表された指標からでは到底買える状況ではないのは明らかでしょう。年末に向けて何としても株価維持をさせてくるつもりであると見ていますが、その意図的相場も10100ドルが限界であろうという見方に変わりなく、株価は目先天井圏であると分析しています。

それに対して日本株ですが、株価対策には興味なしの民主党政権。株価対策どころか、来年の参議院選挙後には、富裕層に対して増税、株式に対する増税などしてくると見ています。民主党の基本方針は「友愛」であり「貧しい者には手厚く」であります。富裕層から貧困層への資金移動が彼らの基本である以上、日本株に対する投資意欲は外国人・日本人ともに減退してくるのではないでしょうか。

来週の相場ですが、上値が重い流れは継続すると思います。週末にはＳＱを控えているために、先物での売り崩しには十分注意する必要があると思います。このような動きからでは反発があっても一時的なものとなり、再びダラダラと下げていく展開になりやすいのが株式市場です。おそらく個人投資家の多くは上値でつかまっていると思われますので、個人投資家をふるい落とさない限りシャープな上昇にはなりにくいものです。来週あたり、ドーンと突っ込む場面があれば、その場面は打診で買うというスタンスが良いと弊社では思っております。

では、素敵な週末をお過ごし下さい。

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