UMC取締役 岡部さんのブログ
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米雇用統計を控え様子見ムードが拡大。
金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、週間失業保険申請件数が市場予想より減少したことが好感された他、小売りチェーンの10月既存店売上高が前年同月比+2.1%増加したことが好感され大幅に上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。その後、日経平均の上げ幅は一時130円を超える場面も見られたが、上値では戻り待ちの売りが拡大し積極的に買い進む動きにはならなかった。
後場に入ると、米10月雇用統計の発表を今晩に控えていることから様子見ムードが拡大し高値圏でもみ合う展開となった。本日はハイテク株の一角やファーストリテイリングなどに買いが入り日経平均を押し上げた一方、東証1部の値上がり銘柄数は453と全体の3割以下にとどまった。
業種別TOPIXでは、ガラス・土石、精密機器、電気機器が上昇した一方、ゴム製品、不動産、保険が下げた。個別では、NEC、パイオニア、カルチュア・コンビニエンス・クラブが高い。半面、ラオックス、T&Dホールディングス、カルソニックカンセイが下げた。
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