ひとりごと日記です。
足元、VIX指数が急上昇しているので注意が必要でしょう。
日経新聞でも記載されていたように
米商業金融大手CITがチャプターイレブンを申請した。
米政府は、TARPによりすでにCITの優先株に
23億ドル強の投資をしている。
しかし、ダメだった。
事前調整型の破綻なので、
日本では民事再生法のイメージでよいと思う。
米国の中小企業の資金繰りに大きな影響がでる。
その先にある証券化商品のことが
有名な専門家には、意味がわからないのが残念だ。
さて、本題です。
現在の経済危機は、サブプライムローン問題で発火した。
今でもまだ
「サブプライムローン劇は迫力があったなぁ~」
「ずい分、損したよ~、今ちょっと損がましになったわ~」
(^_^;)
と言っているのん気な個人投資家もいる。
しかし、すでに劇は序章がおわり
第一幕に入っている。
主役が
子ども役の「サブプライムくん」から
大人の「プライムさん」にチェンジしている。
(・・?
周知の通り
アメリカの住宅ローンは(概算です)
プライム 70%
ALT-A 20%
サブプライム 10%
くらい。
サブプライムの住宅ローンの全体に占める割合は低く
借りる条件の基本は、「信用がないこと」だった。
(・.・;)
プライムローンは
日本の住宅ローンのイメージとやや近く
仕事をしている人がローンを組んで
住宅を購入していた。
サブプライムローン問題は、いかにも解決されたように
言っている専門家もいるが
実体は、それどころか信用力のある人へのローン
すなわちプライムローンまで飛び火している。
(・o・)!
プライムローンの延滞率が足元でも上昇している。
(住宅価格の上昇により、商業銀行の都合で
サブプライムからプライムに格上げされた人もいる。)
プライム層の延滞率が高くなっていることは
大変なことです。
借金が返せない~
(>_
延滞率が5%を超えたら大変です。
本当は、投資家は、驚かないといけない。
しかし、知らないと驚くことができない…
すでに延滞率は、5%を超えているが、
(詳しくは、日経ビジネスオンライン参照)
地方銀行の破綻のスピードを見ると
公表されている数字よりも
実数はもっと悪化していると思う。
失業率、雇用、消費すべてに
相互に大きなマイナスの影響が出ている。
(サブプライムの人は、もともと安定した仕事がなかった。)
新たに商業用不動産の問題が表面化している。
いずれも、その先に証券化商品と名の付く爆弾がある。
住宅ローン劇場でも
真面目な長期投資家は
「サブプライムくん」から「プライムさん」へ
主役が交代していることに気づくべきでしょう。
おしまいです。
あすは、時間なしで日記なしです。