Raguelさんのブログ

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絶対権力を手中にした後、小沢幹事長が求めるものは?

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クリックして頂けると励みになりますm(_ _)m ランキング参加中私が民主党に対して抱く最大の懸念は、個々の政策ではなく、小沢幹事長の存在です。つい先日には、この懸念を象徴する事件がありました。それは、事業仕分けチームを組成する際に、党へ断りなく新人議員をチームに入れたことで小沢幹事長が立腹し、平野官房長官が謝罪したという、あの事件です。小沢氏立腹で「事業仕分けチーム」全面見直しへ多くの記事では「党に断りなく」と書かれていますが、実際に相談すべき相手は小沢幹事長です。その小沢が「No」と言ったら駄目になる。これでは、実質的な行政権は政府でなく小沢幹事長が握っていると考えるしかありません。そもそも、政府・与党一元化という考え方は三権分立に反しているのではないか、という素朴な疑問がある上に、一元化した後の実質的行政権者が総理大臣ではなく、与党の一幹事長にすぎない小沢氏であるという点が非常に気になる。小沢幹事長の人となりに関しては、立花隆氏が文藝春秋11月号で「小沢一郎『新闇将軍』の研究」と題して判りやすく書いています。この小論ひとつだけでこれほど奥行きの深い人物を端的に決めつけてしまうつもりは毛頭ありません。しかし、自分自身が懸念していたことがほとんどそのまま書かれていることに、驚きと失望を感じたことは事実です。そして何より小沢幹事長の一番恐ろしいところは、「何を考えているのか分からない」という点にある。民主党幹事長になって、政府与党一体化を実現し、参院選で勝って完全な安定与党となって絶対権力を掌中にした後、彼がやろうとしていることは何であるのか?それが分からないことに大きな恐怖を覚えるのは、私だけでしょうか。
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