米国株式市場の上昇を受けて、115円高で寄り付いた日経平均株価はすぐに上げ幅を140円近くまで拡大しましただ、その後は小幅な上下を繰り返したまま、143.64円、1.45%高で終了しました。
終わってみれば、ほとんど動きが感じられない一日だったという印象です。
昨日に続いて、好業績にハイテク銘柄の好調な動きが目立ちましたが、ザラバの対ドル円レートが多少円高方向に振れたこともあって、マーケットをさらに引き上げる牽引力は発揮できなかったように見えました。
アジア市場の動きはマチマチです。上海、香港、インドネシアが上げる一方で、インド、韓国、台湾が下げています。
欧州もアジア同様ばらついた動きになっています。オーストリアやベルギーが上げていますが、ドイツ、フランス、スペインの下げが目立ちます。
アジアや欧州で下落している市場が比較的に多いのは、やはりGLOBEXでの米国市場が軟調に推移していることが大きく影響しているのだろうと見ています。
GLOBEXではダウ(-39ドル)、ナスダック(-3.25ポイント)ともに下げています。前日に大幅高となった反動と見れば違和感はないのですが、これから9月の個人所得、支出統計、10月のシカゴ購買部協会景気指数、とミシガン大学消費者信頼感指数の確報値など、気になる経済指標の発表が予定されています。
決算としては、資源エネルギー分野のシェブロンやデューク・エナジーが注目されているようです。
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