かつての大英帝国
イギリスが危機に瀕している。
サッカー好きの人なら、知っているように
イギリスと一言で言っても
イングランド、ウェールズ、スコットランド
そして北アイルランドから構成される。
香港もかつては、イギリスの植民地だった。
今でも、香港に行くと、
中国銀行とHS(HSBC)発行の紙幣が流通している。
HSBCは、民間企業です。
日経新聞にも書いてあったように、
そのHSBCのトップ(CEO)の事務所を
ロンドンから香港に移した。
日本人は、何故か驚かない?
トヨタ自動車のトップの事務所を
香港に移したら驚くだろう…
イギリスの経済危機(恐慌)を象徴する出来事だった。
今は、イギリスでは、
ビジネスが成り立たないことを意味する。
(・o・)!
日本を代表する企業、
トヨタ自動車も日本でビジネスが成り立たなければ
本社事務所を仕事のやりやすい国に移す選択肢もある。
(税法、インフラ、地政学などいろいろな問題はある。)
少々昔、イギリスに行ったことがあるが
金融以外にこれと言ったビジネスがない。
食事もあまりおいしくない。
一日三食ポテトがついた…
美味しそうなお肉が出てくるが
食べると硬いじゃないか~
(~_~;)
北海油田も今となっては、とれなくなった。
イギリス産業は、金融サービスの国だった。
今なら、抗インフルエンザ薬「リレンザ」で有名な
グラクソ・スミスクラインなど超一流企業もあるが
名前が好きではない。
携帯電話のボーダフォンは、日本から撤退した。
イギリスは、
付加価値税もサービス料も高い。
以前の日記にも書きましたが
イギリスは、
金融立国と言われていたが
金融かたより過ぎ国でもあった。
(・_・;)
マスコミでは、あまり報道されないが
アメリカのワシントンD.C.に本部のある
IMF(国際通貨基金)は、すでに、
アイスランド、ウクライナ、ハンガリー
セルビア、ベラルーシ、ルーマニア、ポーランドなど
次々と支援している。
なかなか助けられない。
足元の日本、世界経済の中心アメリカ
そしてBRICS
(中国の消費者物価指数の急落には驚く。消費が弱い。)
のみではなく
イギリスをはじめヨーロッパの経済危機も
より深刻になっていることを
理解すべきでしょう。
ヨーロッパでは、フランスがましかもしれない。
世界の経済に詳しい旅行会社の人が、
「今、旅行するなら、
治安が安定しているからパリがおすすめですよ~」(^^♪
と言っていた。
おしまいです。
参考
長期投資家は、ファンダメンタルズ分析を
勉強する必要があります。
今の相場は、需給で動いているので
ファンダメンタルズ通りになっていませんが
いきつくところは、ファンダメンタルズです。
財務分析に興味のある方向けの本です。
わかりやすいのでおすすめです。
もちろん読まなくても結構です。
今は、なんでも屋さんのようになっていますが
もともとは、JPモルガンのアナリストで
財務諸表にくわしい。
少子高齢化問題でも、よいお話をされています。
「決算書の暗号を解け!」
ダメ株を見破る投資のルール
数字に隠された財務諸表のトリックを暴け
勝間 和代氏著