先週は広島、東京、福井と出張が一日おきにあったため、時間が取れずに、株についてもあまり詳しくチェックできませんでした。
最近のデータで言えば、金曜日のNYの結果が若干気になります。下がったからというだけでなく、
a)資源・素材関連の株が安くなったこと
b)ノーザン・サンタフェ(鉄道会社)の3Qの4半期決算が大きな減益であり、4Qはさらに厳しい見通しを発表した事
鉄道は景気の先行指標ですから、米国の景気がマクロではかなり悪化している様子が推察されます。リストラでの個別企業の増益だけでは、NY株も高値の維持やさらなる上昇は難しいでしょうし、日本株も出遅れたまま、二番底を付けに行く可能性を考えておく必要もあります。
日本では民主党が司令塔不在のため、成長戦略が議論できていませんし、10月中に骨太の方針がお題目に上がってこない場合、NYの腰折れすると、日本株が最も影響を受けそうで心配です。
NYの先週末の結果を見てて、少し不安な気持ちになってしまいました。
環境、エネルギー、新興国市場での存在感、民主党政策関連(子育て位?)。当面のキーワードですが、取り敢えず、米国でのクリスマス商戦の様子を見ながら、利益確定を早目にしていくこととします。