ひとりごと日記です。
フレンズの応募がときどきありますが
フレンズは応募していませんのでご了承ください。
日記の内容は、多少脚色しています。
先日、宴会で上場企業の経営者と少しお話をする。
オーナー経営者なので迫力を感じる…
成長分野の特殊な技術を持っており
市場占有率も高い。
ほっといても売れるから、宣伝はしない。
外国人のシェアは、適正水準にあると思う。
日本のアナリストは、もちろんカバーしていない。
長期投資家の目のつけどころです。
長期ですから…
さて、本題
このところ銀行株の動きがさえないようだ。
このあいだ、たまたま証券会社の大型店に寄ったとき
店頭でご年配の投資家が大きな声で話をしていた。
「わしゃ~銀行株を狙っているのや~」
「あんた(関西弁)どう思う。」
(^◇^)!
応対していた証券マンが言った
「一般の投資家には、いろいろあって
銀行株は、あまりすすめていません。」
「同業者なので、あまり言いづらいのですが、
トレーダー向けです。」
ご年配の投資家がまた大きな声で言った。
「あんた、わかったようで、わからん話をするなぁ~」
(・へ・)!
わたしは、時間がなかったので店を出た。
銀行株が軟調な動きをする理由に
市場関係者などでは、
亀井大臣のモラトリアム発言の影響があると
言っている人もいるが、全く違う。
(ひとりごとです!)
Tier1
Tier2
Tier3
について以前にも日記に書いたので省略したい。
国際会計基準では、一般人やマスコミからの
金融救済に対する批判を避けるために
コアTier1に対する比率規制をすすめている。
コアTier1に優先株が認められなければ
今まで、優先株を中心に資金調達していた
日本の銀行には、とんでもないことになる。
(>_
欧米にはない、株式の持合い規制の問題もある。
すでに日本の銀行業界では、草案に対して
「懸念する!」の表明を出している。
日本の銀行をターゲット(不利)にした
複数のミサイルが飛んできている…
優先株がコアTier1に認められなければ、
日本を代表する銀行の1つ、みずほFGは、
最低必要な4%に対して1.5%くらいしかないので
ミサイルによる集中砲火を避けるため、
普通株の増資(防空壕)も必要になる。
政府が指揮する金融合唱団は、いっせいに
「大丈夫~」と大合唱するかもしれません。
増資を成功させないといけない。
(この4%にも大きな問題がある。)
(簡単ではないが負債が25倍あるとも言える。)
野村證券は、真っ先に増資をした。
腐っても鯛だと思った…
もとい
サスガ~ 野村證券さんだと思った。
日本の銀行株に外国人の実弾のカラ売りが
入っているのは、国際会計基準の規制強化を見越している。
日本の個人投資家で、銀行株を買っている人は
カラ売りの買戻しを期待しているかもしれません。
日本の銀行にも困難を乗り越えてほしいと思う。
おしまいです。