憧れの紬(つむぎ)も、この1粒から・・・・・

rikakusenninさん
rikakusenninさん
実りの秋、たけなわです

子どもたちに人気なのが、これらのドングリです。コマを作ったりしますね

広大な我が庭(自宅から300m)には、今年は超豊作で、そろそろ完熟し、落果予定です

クヌギのドングリが一番大きく、丸いので人気者ですが、
実は、女性達、憧れの天蚕紬(てんさんつむぎ)の元なのです

1、クヌギのドングリを植える
2、ドングリが発芽し、大きなクヌギの木になる
3、クヌギの葉っぱにヤママユガが付き、葉っぱを食べて、薄みどり色の天蚕繭(テンサンマユ)を作る
4、それを集めて、天蚕絹糸をつむぐ(紡ぐ)
5、天蚕絹糸を機織(はたおり)して、天蚕紬(てんさんつむぎ)をつくる

知る人ぞ知る、超高級着物になるのですぅ

長野県や群馬県、富山県などで少量生産されてます

ロマンがありますね
山で採れる天蚕に対して、家で大量に飼われて絹を作る白い蚕は、家蚕と言います

絹織り物は、明治から昭和の日本の、輸出の花型商品でしたね

参考URL
http://www.ginza-yamatoya.co.jp/meister/lineup02.html
4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
こんばんは。

これを説明するのには、どうしても、あの、気色が悪い、大きなヤママユガと奴らの作る薄みどり色の繭を見てもらわないと・・・・・

クヌギの木は、北陸の里山には、多いですよ

ほとんどが、しいたけの原木か、炭焼き用ですけどね。


紬を着たローズさんを見たいです。えへへ・・・
こんばんは。

クヌギのドングリが着物地になるなんて知りませんでした。

>実は、女性達、憧れの天蚕紬(てんさんつむぎ)の元なのです

>知る人ぞ知る、超高級着物になるのですぅ

不思議ですね。

写真のようなドングリは初めてみました。
商品王さん おはようございます

>ヤママユガがクヌギの葉っぱを食べ、天蚕紬をつくるのですね~。

山遊びをしてますと、時々、この薄みどり色の繭をみかけますね、食べる気にはなりませんが、ネットで検索したら、やはり、群馬県の一部で、家蚕の「さなぎ」を素揚げにして食べることがあったようですね

勉強になりまーす!!

成虫の大きな蛾を見ると、「さなぎ」を、とても食べる気には・・・・・(笑)

しかし、あの虫が、繊維のダイヤモンドと賞賛される天蚕絹糸を作るとはねぇ、想像を超えてますよね

自然は、不思議です。
商品王さん
rikakusenninさん おはようございます

蚕は、桑の葉を食べるという知識しかなかったので、驚きです。ヤママユガがクヌギの葉っぱを食べ、天蚕紬をつくるのですね~。

中国では、家蚕の「さなぎ」を素揚げにして食べる習慣がありますが、日本では天蚕繭(テンサンマユ)を食べる習慣はありますか?
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