奈破翁さんのブログ
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日本の産業構造の変化と、町工場の家賃滞納。
今晩は、個人投資家のみなさん。私は、不動産の物件管理をしているのですが、ミクロ経済的けんちから、日本の製造業の衰退を感じます。今、工業地域や準工業地域の町工場の解約や、家賃滞納、民事再生、夜逃げするテナントが昨年末から今年にかけて急増しています。製造業は、海外の安い製品に押されて淘汰されていくと思います。小さい倉庫工場は、テナント募集しても、1年以上空いている倉庫工場が増えています。入居者が応募し入居しても、自動車の修理工場などは、下請けの下請けが多いので、収入が不安定で、必然的に家賃の延滞をしてきます。家賃保証をしている手前損害額がふえると、任意明け渡しか、応じなければ、明け渡し請求訴訟せざるをえなくなります。大企業は、中小零細企業を踏み台にしてよいのでしようか?弱者は、泣き寝入りするだけで、この国は成り立っていくのでしょうか?疑問を感じます。愚痴ってしまいました。すみませんでした。では、おやすみなさい。(^_^)/~
私も地方の中小企業の経営支援をしていますが、経営状況、資金繰りは悲惨です。
すがるような思いで申請したものづくり支援の補助金も、政権変わって実施が中断されてしまいました。
家賃、部材購入費、外注加工費はもちろん、従業員の給与も未払いのところもありますし、これからも中小企業の破綻は増えそうですね。
ストリートアナリストさんが、おっしゃる様に、私どもが、管理している。工場倉庫の中小零細企業の入居は、家賃支払いに追われ、従業員の賃金支払にも困窮している状態にあるのを見て、日本の製造業の先行きは、暗いと思います。日本から物の造りの火が消えたらどうなるでしようか?戦後の日本の復興の原動力は、中小企業の物造りです。欧米に輸出することで経済成長してきました。
サウジアラビアでも、原油資源枯渇後の産業育成政策として、製造業を育成する取り組みをしています。
何とか支援したいのですが個人の力に限界を感じます。(゚U。)?