野村が自動車各社の投資判断出す

[agawaさん]

野村証券が自動車各社の投資判断を出した。

トヨタ自動車（７２０３）～「上期プレビュー、営業損失２２００億円を予想。１１年３月期に向けた着実な収益回復が予想される」として投資判断「１」継続。目標株価４７００円。

ホンダ（７２６７）～「上期プレビュー、営業利益８１％減を予想。業績回復が順調に進捗している点を評価」として投資判断「１」継続、目標株価３３００円。

日産自動車（７２０１）～「上期プレビュー、営業利益で６４％減を予想。下期以降は一時的に圧縮した費用が増加に転じる可能性もある。業績予想の黒字転換により、ＰＢＲ１．０倍で評価する」として投資判断「２」継続、目標株価を６５０円から７２０円に引き上げ。

日野自動車（７２０５）～「上期プレビュー、営業損失２００億円を予想。国内販売は依然低調だが、業績予想上方修正に加え、海外の在庫調整一巡と再攻勢期待を考慮した」として投資判断「１」継続、目標株価を３６０円から４３０円に引き上げ。

いすゞ自動車（７２０２）～「当面は費用圧縮効果の継続性が焦点になる。体質強化の進捗に加え、セクター内で新興国の収益ウエイトが高い点などを評価した」として投資判断「２」継続、目標株価を１７０円から２００円に引き上げ。

ダイハツ（７２６２）～「上期プレビュー、営業利益で６８％減を予想。国内軽自動車、インドネシア市場等の回復を待ちたいが、輸出ビジネスは依然として低迷しており、本格回復には新たな成長シナリオが必要」として投資判断「２」継続、目標株価１０５０円。

富士重工業（７２７０）～「上期プレビュー、営業損失１２０億円を予想。円高はリスクだが、米国や中国などの販売は好調で、会社計画の修正における下期以降の収益水準に注目」として投資判断「２」継続、目標株価４００円。

ヤマハ発動機（７２７２）～「７－９月期プレビュー、営業損失２４０億円を予想。大幅下方修正以降も、欧米の販売台数は計画を下回っており、１１年３月期以降の回復シナリオは詳細開示を待ちたい」として投資判断「３」継続、目標株価８００円。

各社の株価はここ上げていたものが多かっただけに利益確定売り中心に売りが先行し全面安。輸送用機器は東証業種別株価指数値下がり率６位となっている。