成都の北およそ400Kmのところに九寨溝という有名な世界自然遺産があります。
おそらく四川省では一番メジャーな観光地でしょう。
ところがあいにくこの時期はベストシーズンだけあって、中国人観光客でめちゃくちゃ混んでるっぽいんですよね。
それを知ってまったく行く気がなくなりました。
まぁ九寨溝なんていうベタな観光地はメディアでいくらでも宣伝されているし、いまいち食指が動かないというか、最初から乗り気じゃなかったんですが。
急遽予定を変更して、四川省西部の甘孜チベット族自治州へ行くことにしました。
なんでもそこには『中国国家地理』」というリゾート雑誌で、「中国十大美しい村」のトップに選ばれたというチベット族の村があるらしいんです。
ガイドブックには、長江の源泉となる5本の川が流れ、高い峡谷が続く変化に富んだ自然環境で、国内でも有数の風光明媚な場所とあります。
別名「美人谷」と呼ばれていて、西夏(1038年~1227年)王朝が滅んだ後、皇室の妃たちが遥か遠くの寧夏から逃れ、この地に移り住んだという伝説があるとか。
http://japanese.china.org.cn/travel/txt/2009-06/24/conten...
今でも伝統的な祭日には、丹巴周辺の村から美女が集まり、歌ったり、踊ったりするらしく、そんな彼女たちの姿は、まわりの自然の景観よりも美しいともいわれているそうです。
これは絶対に行かねば!
そう決意するのにたいして時間はかからなかったです。
というわけでさっそく丹巴の美人谷行きのバスのチケットを予約してしまいました。
今週の木曜日に出発です。
あぁ、楽しみだぁー。
ネットが繋がらない山奥なので、しばらく日記の更新は途絶えるかもしれません。
株や為替も弄れなくなるので、明日はポジション整理の日ですね。