金曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、米小売各社の9月の既存店売上高が市場予想を上回り上昇したことが好感され、買いが先行して寄り付いた。その後、8月の機械受注統計が市場予想を下回ったが、米国株高や円相場が円高一服したことから、日経平均の上げ幅は一時110円を超える場面も見られた。
後場に入ると、連休明けの中国株式市場が大幅に上昇したことから、投資家心理に買い安心感が拡大し日経平均は上げ幅を拡大した。また、株価指数先物に大口の買いが入ったことも、相場を牽引する要因となった。日経平均は9月30日以来の10000円台を回復し取引を終えた。
業種別TOPIXでは、その他金融、証券、その他製品が上昇した一方、電気・ガス、空運、パルプ・紙が下げた。個別では、プロミス、アイフル、武富士が高い。半面、全日本空輸、JT、資生堂が下げた。
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