会社側通期上方修正も保守的とみる
<増額修正を発表したが株価は10%程度下落した>
10月5日、株価は年初来高値を更新。増額修正にもかかわらず、株価はその後10%程度下落。1Q(3-5月)の状況からみて、増額修正はある程度予想されていたので、利益確定の売りも出てきたのだろう。また、同時に発表された自己株式の処分による希薄化も嫌気されたとみている。割当先は取引先の極洋(1301)と従業員持株会信託口であり、需給関係が悪化するわけではない。極洋とは将来の海外展開を見据えた関係強化である。10/2期TIW予想PER約15倍の水準に割安感もあり、株価は来期に向けて緩やかな上昇トレンドが続くと予想する。
<10/2期2Q累計は18.4%営業増益になった>
10/2期の2Q累計(3-8月)売上高は前年同期比19.0%増の455億円、営業利益は同18.4%増の39億円となった。2Q累計会社計画を売上高で16億円、営業利益で3億円上回った。売上高は新店・既存店共に当初の見込みを上回り、販管費も当初見込みよりも抑制できたことによる。
<10/2期の会社修正計画も上回るとみている>
TIWでは10/2期の売上高を前期比13%増の876億円(会社修正計画874.7億円)、営業利益を同16%増の60億円(同58.8億円)と予想する。2Q累計の営業利益は期初計画を3億円上回ったが年間計画は1.4億円の引き上げにとどまり、保守的とみる。
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コンテンツ提供元 : 株式会社TIW http://www.tiw.jp/
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