今日の株式市場を振り返る 10月6日

スケアクロウさん
スケアクロウさん
 日経平均株価は僅かに上昇したのですが、ザラバの展開は想定を大きく下回って停滞しました。背景にあるのは、急速に進んだ円高です。

 米国株式市場の上昇を受けて、69円高で始まった日経平均株価ですが、すぐに下げ足を速め、後場開始直後には45円安となりました。その後は多少切り返したものの、停滞感は強く、17.31円、0.18%安で終えました。



 最大の要因は、市場が開くのを待っていたかのような対ドル円高への振れでした。



 早朝にコメントを書いた時点では、これまでの株式市場の下落からの自律反発という上昇要因と、円高という下落要因のシーソーゲームになると考えていました。

 そして、為替の比較的に落ち着いた動きを前提に、自律反発が多少優勢になると想定していたのですが、予期しない急速な円高への振れで状況が大きく変化してしまいました。

 アジア市場は韓国を除いて上げており、堅調な展開です。為替に足を取られた日本の低い上昇率が目立ちます。

 GLOBEXではダウ(+71ドル)、ナスダック(+14ポイント)とも、かなり大きく上げています。今日は重要な経済指標が予定されていないため、このまま堅調な展開が期待できそうです。

 大阪の夕場では日経平均先物12月限が、GLOBEXの動きに合わせるような堅調な動きを見せて90円の大幅高となり、9770円で終えています。

 一段の円高が避けられるとするならば、明日の日経平均株価は反発が期待できそうですが・・・

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