今日の日経平均株価は、多少低目に寄り付いた後、ザラバは小動きを想定しています。ただし、先週金曜日の大幅反落からの反動は十分に考えられるため、上昇にも対応できるようにするつもりです。
シカゴのCMEでの日経平均先物価格(円ベース)9,695円をメドに、9700円付近での寄り付きとなりそうです。
先週金曜日に大幅に下落したあと、米国では、厳しい雇用統計にもかかわらず、株式市場が意外に底堅く推移しました。また、ドル円も円高水準ながら、一応落ち着いた動きです。
したがって、今日のザラバでは、先週の下落からの反動高も十分考えられるのですが、その一方で、相場を引き上げる牽引役が鮮明ではありません。
政府の返済猶予制度や、自己資本強化のためのファイナンスに対する懸念が、金融セクターの株価の頭を抑えそうです。半導体などハイテクの一部には、回復のニュースもありますが、株価はすでに先行して上げており、円高であることもあって、ハイテクセクターに大きく期待するわけにもいかないようです。
今日は重要な経済指標の発表はありません。
というわけで、ザラバは小動きを想定しながらも、先週の下落からの反動高の可能性も頭に入れておくというスタンスです。
FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間たち」に寄稿した「注意報解除!(その1) : かかし」をご参照願えれば幸甚に存じます。
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