毎週末に翌週の日経平均株価の見通しを書くことにしていたのですが、先週は土日ともに外出しておりまして、ほとんど相場のことを考えることができませんでした・・・
で、明けて本日の月曜日。
いやぁ、日経平均株価の大幅下落ですw
この文章を書いているのは10時ちょい過ぎですが、現時点で前日比200円以上の下落となっています。
今回の大幅下落にはいろんな要因が考えられると思うのですが、私が考えている要因はふたつです。
①市場参加者の利益確定売り
昨年のリーマンショック後、2008年10月29日に6,994.90円、2009年3月10日に7021.28円という2つの安値をつけたあと、2009年9月1日には10,767.00円という高値を記録しました。
2009年3月10日の安値から約半年で30%も上昇したことになります。
で、その間、実態経済がどうだったかというと・・・
最悪期は脱したとはいえ、企業利益はさほど上がらず、雇用に大きな問題を抱えているのが今の実情です。
つまり、景気に先行して株価が上昇してきたというのが相場関係者の共通する見通しではないかと思います。
今後も実体経済が本当に上向くかどうか、やや不透明です。
そこである程度の利益が出たところで利益確定しておこうという投資家心理が働いて、売りが先行したのだろうと私は考えています。
②円高
ご存知の通り、円高が進んでいます。
今まではある程度の円高であっても株価が持ちこたえていたのですが、今回は持ちこたえることが出来ませんでしたw
ちなみに円高が進んでいる要因ですが、この記事がまあまあ妥当な見解ではないかと・・・
▼円急伸 米金融緩和、長期化の見方
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/hotnews.aspx?id=AS2C2501C 25092009
為替相場の動きは短期的には金利に左右され、長期的には購買力平価に近づく。
そんな言葉をあるセミナーで聞いたことがあります。
米国で金利上昇の見通しが立たない限り、円安に再び振れることはないかもしれません。
ということが私が考えている二つの要因なのですが・・・・なるほどぉと思って頂けましたでしょうか?w
ちなみにもうひとつだけ投資格言をご紹介したいと思います。
人間は感情で行動し、その行動を理性で正当化する
だから投資理論は結果論になってしまうんですねぇw
▼長期投資の心得5 常にゼロベースで考える
http://enkabu.seesaa.net/article/124682911.html
▼安全性・割安性・成長性ランキング(2009年9月25日更新)
1位 桂川電機(6416) 90点
2位 フジオーゼックス(7299) 85点
http://enkabu.seesaa.net/article/128853617.html