国土交通省が少し揺れている。震源は群馬県長野原町だ。
前原氏は公約通りに建設中止にすると言っているが、県知事や町長、町議会などが反対に回っている。
関東の都県から投資される形で建設費用が出ているためらしく、すでにかなり使ってしまっているようだ。前原氏も迷っているのか?財務省は理解を示しているが、さてお金を節約できるのは建設続行か、建設中止か・・
私の地元にも40年以上前に建設されたダムがあります。その役割は水を供給するためではなく川の氾濫を抑えるためです。
八ッ場ダムは1都5県に水を供給するためのダムだ、と聞いております。しかしこれから日本は経済活動と人口の縮小に直面するのに新たにダムを造る意味があるのかどうか・・
中国の三峡ダムを例にとれば、ダム周辺の環境破壊やランニングコストは非常に多大なものになると思われます。作ったはいいが大して役に立たず、赤字の垂れ流しという自民党政治のお家芸を民主党が踏襲すれば即座に内閣支持率が急落するでしょう。
現地住民の方々の心中は非常に苦しいものがあると思いますが、私は八ッ場ダムはやめたほうがいいと思います。