木曜日の東京マーケットは、前日の米国株式市場が、8月の鉱工業生産指数が市場予想を上回ったことや、原油先物価格が上昇したことが好感され、上昇したことから、買いが先行して寄り付いた。買い一巡後は、民主党新政権の政策を見極めたいと積極的に買い進む動きは控えられ、高値圏でもみ合う展開となった。
後場に入ると、アジア各国の株式市場が堅調に推移していることや、日銀の金融政策決定会合で景気の現状認識を「持ち直しに転じつつある」としたことから、大引けにかけて上げ幅を拡大した。
業種別TOPIXでは、鉄鋼、鉱業、非鉄金属が上昇した一方、銀行、不動産、その他金融が下げた。個別では、横河電機、DOWAホールディングス、関東電化工業が高い。半面、ケネディクス、大京、新光電気工業が下げた。
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