はるるっぴさんのブログ
ブログ
ABX指数(再び)
私がたまに見る重要指標がABX指数です。
比較的簡単に見ることができる。
長期のトレンドを見るとよいでしょう。
米国を震源地として
多くの住宅ローンの返済が困っているので
当然、そのローンを組み入れた証券化商品の価格は下がる。
(商業用不動産の下落も大きな問題になっている。)
証券会社の資料でも、ABX指数を見たことがある。
しかし、証券会社は、
いらん(余計な)説明を付け加えるので
インターネットなどで確認してもよいでしょう。
チャートのだましに注意してほしい。
(冷静に見れば暴落水準のままです。)
証券会社のくわしい人に聞けばわかると思う。
わからない人は、単にくわしくないだけです。
(・・?
証券化商品は、市場がなく相対取引になっている。
ここもミソです。
政策当局の監視が行き届くことがなかったので
おかしくなってしまった。
ABX指数(AAA、AAなど。あとは紙くず)が
本格的に上昇しないのに
株価が上昇したらおかしいと思わないほうがおかしい。
表面的には、間違って上昇することもある。
そこが複雑怪奇な商品かつ相対取引の難しいところ。
(@_@)?
ある株大好きの投資家と話をしたとき
「ABC指数? 何やそれ? 知らんわ~」
「株と関係のないことには、興味ないわ!」
と言われた。
とても関係があるけど…
昨年のリーマンショックをもう忘れたのでしょう。
おしまいです。
PS.
何度か、経済誌などでCDS指数が下がっているので
最悪期を過ぎているとする記事を見ることがある。
しかし、エルピーダメモリ(6665)など
公的支援(改正産業再生法)などが入っているから
倒産リスクが下がりCDSが下がっている。
日本航空もそのようなものでしょう。
CDSが下がっているのは、経済が回復した訳ではなく
公的資金などの支援が入っていると考えるのが
「常識」だと思う。
(・_・;)
多くの机上の優等生の学者と違うので、
ちょっと考えればわかることを
投資家は理解すべきでしょう。
話変わって
好き嫌いはあると思いますが
元経済企画庁長官
堺屋 太一氏著書
「凄い時代」
世界大不況未だ止まず。
(>_<)
とある。
株価が上昇してくれると
景気にもプラスなので嬉しいのですが
中味がないので、あまり嬉しくない。
しかし、厳しい時代でも賢明な経営者にとっては
ピンチは大きなチャンスになるかもしれません。
今週は、時間なしで日記なしの予定です。
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。