株式市場概況、円高懸念で大幅続落 採算悪化を警戒、輸出株安い

kuma_kuroiwaさん
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 週明け14日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続落。終値は前週末比242円 27銭(2.32%)安の1万202円06銭だった。円相場が1ドル=90円台前半まで上昇したことを受け、輸出関連株を中心に採算悪化を警戒した売りが膨らんだ。前場中ごろには下げ幅を270円超まで拡大する場面があった。東証株価指数(TOPIX)も大幅続落。 主要輸出企業の多くが今期の想定レートを90-95円としており、一段の円高は今期(2010年3月期)業績予想の下方修正につながりかねないとの見方から、自動車やハイテク、精密株を中心に売りが膨らんだ。地合い悪化に伴う見切り売りも現物、先物ともに断続的に出て、大手銀行なども軒並み安となった。
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