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韓国 収益性改善 経済“危機のドロ沼”抜け出すか
●【経済】収益性改善…経済“危機のドロ沼”抜け出すか
ウォン・ドル為替レートの下落で、外貨表示負債のウォン換算額が減り、第2
四半期の韓国内企業の収益性と財務健全性が改善されたことが明らかになった。
韓国銀行が上場・登録法人など1512業者を分析して、1日発表した「第2四半期
企業経営分析結果」によれば、調査対象企業の売上額営業利益率(売り上げ対応
営業利益比重)は5.7%で、昨年同期(7.6%)より1.9%ポイント下落したが、第1
四半期(4.7%)よりは1%ポイント高まった。
企業が実際あげた利益を現わす指標の売上額税前純利益率も、外貨負債のウォ
ン換算損失の減少など、営業外収益の増加で上昇して、昨年同期より0.6%ポイ
ント上がった7.5%を記録した。企業が1000ウォン分を売って、75ウォンを儲け
たわけだ。
負債比率は108.8%で、前期末より7.0%ポイント下落して、財務構造も良くなっ
た。借入れ金依存度は前期水準の25.4%を記録した。
上半期中、営業活動で創り出した現金として短期借入金と利子費用を負担する
能力を現わすキャッシュフロー補償比率は52.8%で、昨年上半期より8.4%ポイ
ント上昇した。
だが売上額は対前年同期4.0%減少した266兆ウォンだった。これは2003年第3
四半期-6.3%以後、5年9カ月ぶりの最大幅だ。
韓銀は昨年の第2四半期に24.8%急増したのに伴った基底効果の影響で、下落
幅が大きかったが、前期に比べては8%増加して、経済危機の余波から次第に抜
け出す姿を見せたと評価した。
営業利益で金融費用を負担する能力を意味する利子補償費率(営業利益/利子費
用)も製造業は526.9%で昨年同期1005.8%より急落した。利子補償費率が0%未
満の赤字企業の比重は全体製造業中26.2%で、昨年同期(19.7%)より増加した。
営業利益で金融費用も耐えられない業者(100%未満)の比重も32.2%で、昨年
同期の27.6%より高まった。
韓銀のある関係者は「売上額が前期に比べて、増加して、売上額営業利益率も
前期より上昇、実物経済指標が多少回復する様相を見せている」と説明した。
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