寄り付きは高そうですが、ザラバの展開は要注意と見て、強気のスタンスは控えるつもりです。
民主党の圧勝を受けて、寄り付きは、先週金曜日のCMEでの日経平均先物価格(円ベース)10,575円を上回ることもあると想定しています。
ただし、ザラバで堅調な動きが持続すると見るには、気になる要因が多いようです。
選挙結果については、かなりの部分が織り込まれていますし、今後の政策を織り込もうにも、判断のベースとなる過去の実績が存在しません。
対ドル円レートが円高に振れていることも、株式市場の重石になりそうです。
今日は重要な経済指標の発表が続きます。7月の鉱工業生産動向(速報)、商業販売統計速報、毎月勤労統計調査、住宅着工統計などです。大きなポジティブ・サプライズは想定していません。
その他、7月の自動車国内生産・輸出実績の発表も予定されています。
いずれにしても、今日は冷静な対応が肝心なようです。
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