090825概況

[とっちゃん坊主さん]

日経平均は再び10,500円台を割り込んだ。

前日急騰した反動から、朝方の東京市場は売り先行。日経平均は小安く寄り付いた後に、下げ渋る場面もあったが、戻りは限定的。前引けにかけて下げ幅を拡大し、安値圏で取引を終えた。

後場も、中国株式市場の株価下落を受けて軟調な推移が続き、心理的な節目の10500円を割り込んで取引を終えた。


出来高は概算１８．５億株（前日比＋０．９億株）、売買代金は１兆３００１億円（前日比－４８億円）
売買代金は48億円減の1兆3001億円と7日連続1．5兆円割れの低レベル。

今日は中国株式市場の急落が注目を集めた。上海総合指数は引けにかけて下げ渋った（2.6％安で取引終了した）とはいえ、一時5.7％も下落して投資家心理を冷やした。温家宝首相が、当局は経済についてやみくもに楽観的にはなれないと発言したことが嫌気されたようだ。
高値からの2割下落は弱気相場入りと言われるが、上海総合指数は19日につけた直近安値（2761）を割り込むと下落率が2割を超える。今後も中国株式市場の動向には細心の注意が必要。