はるるっぴさんのブログ
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ストレステストもできない欧州金融
ひとりごと日記です。
証券会社の営業員さんと話をした。
この夏休み「トルコ旅行」に行ったそうだ。
わたしが、
「どうでしたか?」と聞くと
ニコニコしながら
「美しかったですよ~」と返事が返ってきた。
(^^♪
相手は証券会社の営業員さんなので
もうひとつ「経済はどうでしたか?」と聞くと
…
「そんなことまで考えてもいませんでした…」
と言っていた。
(・.・;)
本当に観光だけに行ったようだった。
参考になる話が聞けずに残念でした。
さて、本題
以前の日記にも書いたように
UBSの若手が
「本社はバカなことをしてくれた~」
…
「しまった~」
「ちょっと余計なことを言ってしまいました~」
(・へ・)!
と言っていた。
余計な話は、参考になる。
60億スイスフランの公的資金を注入されたが
AIGと同じで救っても救っても救えないかもしれない。
欧州の金融機関も驚くほど大変な事態になっている。
日経新聞か日経ヴェリタス誌か忘れたが
欧州の金融危機について類似の記事が記載されていた。
ヨーロッパの銀行は、
東ヨーロッパにも大量に融資をしている。
しかし、お金が返ってこない。
(~_~;)
さらに、アメリカ産の高価な
毒まんじゅう(証券化商品)も
たくさん食べてしまった。
かなり体調を崩している。
まだ、毒まんじゅうの在庫をたくさん抱えている。
在庫をたくさん持っていることは
少し秘密になっている。
多くのステークホルダーからお叱りを受けるので
隠しているのだろう。
その毒まんじゅうは
毒まんじゅうだから売れない。
(違う!と思う投資家は、買ってあげてくださいませ~)
米国は、ごまかしがあってもストレステストをやった。
日本の大証券会社や経済誌などは、
「表向き」には信用していたので、効果があった。
(嘘を見破る実力がない。)
机上の優等生には、ごまかすことができた。
ヨーロッパの銀行は、
うそでもストレステストができない。
ヨーロッパの国々の失業率を見ただけでも、
ただならぬことが起きると予見できる。
(>_<)
昨年は、リーマンショックに象徴される
金融バブルが崩壊した年だった。
今年は、実体経済が本格的に悪化する年になる。
証券会社の専門家ではなく、自分の肌感覚が教えてくれる。
株価には、先見性があるが、
街を散歩しても、近い将来景気がよくなることを
想像することはむずかしい。
十人十色なので、
景気がよいとイメージできる人は、どうぞ~
場所にもよると思うが、
閉店した後、新しいテナントが
なかなか入らないところもある。
ジャブジャブ金融にしても
企業も個人もお金を借りなければ
お金は、結局中央銀行に戻ってくる。
欧州の経済危機もイメージできれば、
世界経済の天気予報は、
この先、大荒れの天気になることが予想できる。
(・_・;)
わたしの天気予報が外れることを期待したい。
相場の格言
知ったらしまい(知ったらおしまい。)
新聞やニュースなどで、皆が知ってからでは遅い。
皆が知っている情報は、「情報」ではない。
おしまいです。
PS.
ヘッジファンドは、
ユーロの買い持ちポジションをとっていた。
今日の日経新聞によると
ポジションを解消している様子です。
いよいよヘッジファンドの主力ロボット部隊が
進路を変えようとしているかもしれない?
為替は、簡単ではないので注意してほしい。
(今の日本株の水準は、真空地帯にあるので
ロボットが好き勝手にできる。)
投資のものまねが好きな日本の銀行では、分配金のある
ドル・ユーロ・豪ドルの外債が売れていると聞いた。
投資をするときは、慎重になってほしい。
ドイツ連銀のウエーバー総裁の発言より抜粋
「現在の景気回復は、
その大部分が公的部門による支援策によるものだ…
経済は自分の足で立っていない。」
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