先週は調整の一週間でした。日経平均株価は3.39%下落しました。ダウ平均株価(いつまでこの名で呼べるのかわかりませんが)は1.98%上昇したため、日経平均株価の停滞感が目立ちます。
この調整により、日米の株式市場が3月につけた底値から、ピタッと45%の上昇率で並びました。
では、今後の展開は? この点について、FXブログ「野村雅道と楽しい投資仲間たち」 http://fxshonan1.cocolog-nifty.com/kawasedangi/ の中で、「微速前進(その1):かかし」というタイトルの投稿記事で、私の考え方を述べてみました。明日(月曜日)朝7時に配信の予定です。
先週のタイトルは「小休止(その2):かかし」でした。「小休止」から「微速前進」への変更が示すように、多少強気で見ています。
選挙は、自民党(民主党ではなく)の圧勝などということでもない限り、株式市場に大きなインパクトはないだろうと思います。
日米株価の短期的な連動性は非常に高く、日本の選挙という特殊要因によって、両者の動きに乖離が生じるとは考えにくいためです。
昨年の米国大統領選挙の時でさえ、国際金融危機という特殊な状況下ではありましたが、日米株価はかなりきれいに連動していました。
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